BOLUB XEP-302 #2 Grease
シリンダーオープンギヤ「ピニオンギヤ側」と「大ギヤ側」に「BOLUB XEP-302 #2 Grease」を塗布し従来使用グリースとの潤滑状態を比較する。オープンギヤの潤滑、摩耗、異音、ギア欠け等のトラブルのご参考になれば幸いです。
〈運転前塗布後〉
シリンダーギヤにBOLUB XEP-302 #2 Greaseを約150g塗布
ピニオンギヤ側
大ギヤ側
〈1時間運転〉
低速(1回転/min)で1時間運転し、なじませた。
ピニオンギヤ側
大ギヤ側
〈50gのグリースを追加塗布〉
ピニオンギヤ側
大ギヤ側
〈約6時間運転後確認〉
30Hz(約9回転/min)で運転 ▶︎ 約6時間後停止し確認
油膜はほとんど残っていない(特にピニオンギヤは残っていない)
ギヤの歯底部分にグリースが溜まる程度まで塗布量を増やすことで長時間の潤滑が可能になると思われる。
ピニオンギヤ側
大ギヤ側
【結 果】
連続運転時間を約40時間と仮定すると、塗布量を多くしなければならない。
*今回はテストのため約200gを塗布した
従来の使用グリースと比較すると、油膜が強いため飛び散りも少なく、ギヤの摩耗対策として期待できる。
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