DRYSEPARATOR

目的

オイルミストの除去を目的に、サンプル拠出していたドライセパレーター(DA-C7-14)を分解・検分し、オイルミストを除去できていたのかを調査する。

調査結果と考察

ドライセパレーターを分解してみると、内部にオイルが付着していることが確認された。

したがって、ドライセパレーターをエアラインに設置する事で、オイルミストを多少は除去(油滴状態のものは除去)出来ている。しかし、オイルミストフィルタの代替品にはならないと推測する。なぜならば、粒子径5μ以下のものはドライセパレーターの内部で捕捉されずに通過してしまうからである。

結論

オイルミストを完全に除去したいのであれば、ドライセパレーターの後方にオイルミストフィルタの設置を推奨する。

*ドライセパレーターの後方にオイルミストフィルタを設置する事で、オイルミストフィル タの延命が期待できる。

*ドライセパレーター設置位置(冷凍式ドライヤやフィルタの粗取りとして使用する場合)

補足資料①

ドライセパレーター(型式DA-C7-14)分解写真の撮影位置①〜④

分解写真

写真①                 

 

写真②   

写真③                  

写真④ 

 

補足資料②

ドライセパレーター設置の有無によるフィルタ比較写真

2ヶ月後交換

ドライセパレーターの有無交換頻度 2ヶ月
1次フィルタ2次フィルタ3次フィルタ
ドライセパレーター無し
ドライセパレーター有り

6ヶ月後交換

ドライセパレーターの有無交換頻度 6ヶ月
1次フィルタ2次フィルタ3次フィルタ
ドライセパレーター無し
ドライセパレーター有り

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