「ドライセパレーター(圧縮空気除湿清浄装置)」が選ばれる理由

エアコンプレッサーで作られた圧縮空気を使用するにあたって懸念されるのは、ドレン(水滴・油滴・その他質量のある不純物)がエア機器へ及ぼす悪影響です。

対策として、ドレン除去装置(アフタークーラー・エアタンク・エアドライヤー・エアフィルター等)をエアラインに設置します。

しかし、ドレン除去装置によって処理された圧縮空気も長い配管を通っている間に再結露し、末端機器でエアトラブルを発生させます。

最後の砦としてエアフィルターを設置しますが、定期的な交換作業が伴います。

エアフィルターの定期的な交換作業を怠ると目詰まりを起こし、動作不良等トラブルの原因となります。

『ドライセパレーターの性能』

ドライセパレーターは、高速旋回気流(サイクロン)によって圧縮空気に含まれるドレン(水滴、油滴、その他質量のある不純物)を分離除去します。

選定機種の適正流量、適正圧力であれば、約5μm程度の不純物まで除去できます。

水滴・油滴などの不純物の分離は0.1Mpaから、除湿は0.4Mpa以上で開始します。

また、水滴、油滴の除去率は99.9%です。

*通常の使用にはオートドレンの装着をおすすめいたします。
(オートドレンを追加することで完全メンテナンスフリーとなります)

『ドライセパレーターの特徴』

 1. 優れた耐久性・抜群の信頼感 

  • メンテナンスフリーで長寿命
  • 故障知らずで、安定した清浄エアを供給
  • 長時間使用し続けても圧力損失、除湿能力に変化なし

2.極めて経済的なメカニズム 

  • 電源不要でノイズの発生がない
  • フィルタ等の交換部品が不要
  • ランニングコスト「ゼロ」

  3.取り付け簡単、環境にも優しい 

  • 小型・軽量で設置場所を選ばず、パワフルな処理能力
  • フロン等を使用しないクリーンな機構

『ドライセパレーターの効果』    

  •  空圧機器のトラブルを軽減
  •  空圧機器の精度を改善
  •  空圧機器の動作が安定
  • 保守業務の軽減
  • 空圧機器の寿命を延命
  • 他の除湿清浄装置の補助としても最適

性能劣化が少ないドライセパレーターは、長期間安定して良質の圧縮空気を経済的に得る為の必需品です。

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